2011年11月9日水曜日

宝塚歌劇団、現役生徒さんにインタビュー!

こんにちは、ヅカドル班です!
今日は同期の紹介で、宝塚の現役生徒さんへインタビューに伺うことができました!
全生徒の公式プロフィールが掲載された『宝塚おとめ』という雑誌でお写真は拝見していましたが、実際にお会いしたらどんな方なのだろう、と胸高鳴っていた私たちヅカドル班。
生徒さんと待ち合わせ場所でお目にかかれた時、雰囲気や立ち振る舞いがまさに宝塚男役そのもので、とてもかっこよかったです!



こちらは「宝塚おとめ」の生徒一覧のページです。






今回が宝塚の現役生徒さんにお会いできる初の機会であったため、お会いする前からメンバーは全員緊張していましたが、
私たちと同年代であり、とても気さくな方でしたので和気あいあいとお話を聞くことができました!



前々回のブログで記したとおり、私達は、
・宝塚はどうして100年もの長い間、トップスターを輩出し続けることができたのだろうか
という疑問を持っています。
そこで、今回のインタビューでは、宝塚に入った生徒さん達がどのように育成されていくのかを知るために、
宝塚音楽学校時代の話、上級生・下級生間での指導の内容、劇団入団後の公演の話などを中心にお話をお伺いしました。

宝塚では上級生・下級生間での歌や踊りはもちろん、タカラジェンヌとしてのあるべき姿の指導がしっかりなされているようです。たとえば、登下校する際の姿勢や歩き方も、下級生は上級生から厳しく指導を受けるそうです。
先生と生徒間だけでなく、生徒同士でも宝塚を創っていこうという強い姿勢があるため、長い間変わらぬ高い質を維持できているのではないかと感じました。

インタビューの中で私が一番感じたことは、お会いした生徒さんのタカラジェンヌとしての自覚・意思の高さでした!
ファンの方々が満足して頂ける公演を創っていくために、日々努力を欠かさず組全体で素晴らしいものを創っていこうとしているというお話を伺ったときは、
宝塚歌劇団は歌やダンスなど専門的な能力を高めるだけでなく、
一人の人間を育てるという点においても素晴らしい場なのだと、改めて知ることができました。

生徒さんからの貴重なお話のおかげで、宝塚が継続的にトップスターを輩出できる理由として、宝塚専門の先生や演出家の存在、生徒間での指導、タカラジェンヌとしての自覚の確立がとてもキーポイントになっていることが分かりました。

しかし、以前ブログで東京宝塚劇場にフィールドワークに行った様子を紹介しましたが、その際劇場前で生徒さん達をお見送りしていたファンの方々がとても印象的でした。また、生徒さんを車で送迎しているファンの方も実際に目撃することができました。もしかしたら、宝塚が長年ファンから愛される理由は、トップスターの存在だけとは限らず、このようなファンの方々の慣習、宝塚とファンの関わり方等にも何か答えがあるのかもしれないと思うようになりました。そこで今後は、ファン側の意見を積極的に聞き、宝塚が長年にわたりファンから愛される理由を探りたいと思います。

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