あけましておめでとうございます!みなさまどんな年末年始を過ごしましたか?
私たちは年末の30日まで研究室にて先生と院生の方々からご指導を受けていました。
年末には、「冬合宿でアドバイス頂いたキャズムの理論を用いると、どうしても検証の出来ない情報が出てきてしまい、うまく描くことができない」ということを 相談しました。ファンの方へのインタビューを行うことはできたのですが、宝塚、AKBともに「イノベーター」に当たる結成当時からファンだった人を見つけることがどうしても出来ず、ファンの変化について時間軸で追うことが難しいと感じたためです。
そこで、キャズムに囚われずにもっと大まかなストーリーラインを考えていくことになりました。
その上で、まずは宝塚、AKB両者の「類似性」、「相違点」、「ひねり」を意識していくといい、というアドバイスを頂きました。
理論にとらわれず、両者のケースから面白い要素を引き出すためです。両者の「類似性」が面白いのか、「相違点」が面白いのか、もしくは一見類似しているようで実は違ったというような「ひねり」はないか等を探ることにしました。
私たちは面白い要素として「類似点」を、専用劇場、チーム制、フィードバック制度(ファンがアドバイスのできる制度)と置き、「相違点」を収益源の違い、ファンの特性の違いと置きました。収益源の違いに関しては、宝塚が今でも劇場のチケット料金を主な収益源としているのに対し、AKBは現在CDの売上が主な収益源となっている点で違いがあると考えました。ファンの特性に関しては、様々なファンの方にインタビューをしたことを通じて、宝塚のファンの方は非常に目の肥えた方が多いと感じた一方で、AKBのファンの方はメンバーの写真を集める等コレクター的要素が強いと感じました。
「ひねり」には、スターを予定調和で作る宝塚、絶対的スターはいないが、多数のスター同士を競わせているAKB というように、両者にある諸制度に触れつつ違いを作るものについて描いていこうと考えました。
現在は、この論文の骨子となるストーリーラインをもとに、各自アウトラインを考えています。主張が決まり、骨子がしっかりしているとアウトラインもスムーズに書くことができる、ということに気づかされました。
今までのグループワークで整理し、考えてきた、それぞれの要素の繋がりも生かせそうです!
これからはこのアウトラインを自分たちで納得のいくものにしていくため、たくさん話しあって改善していきたいと思います!!
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